オーラの泉。
やっぱり印象に残ったのは、「調和に自分を向けなさい」と「短命美学を持たないこと」という二つのフレーズ。
これはモロ新選組!の現場で果たされたことだと感じた。山本(耕)さんはあの時、香取さんをぶっ壊し、風通しをよくして、そんで「一番自分の幸せだったことを後で考えると、誰かのサポートをしているとき」で「お芝居をしたという記憶がない」だった。今でも飲み会をセッティングしたりと、「調和」に向いてる。
しかもこれが、やろうと思ってやったことでなく、「そうなっちゃってた」ってんだから、ちょっと凄いものを感じてしまう。同じ量のエネルギーを使用しても、前者と後者の成果には違いが表れることだろう。モチベーションの違いというのは大きい。自分を向けにいくことなく、向いていたのだ。
わたしが新選組!をリアルタイムで観ていて、終盤まで(←これは理解度が足りなくて)危惧していたこと、それは「自己犠牲の美」や「それらしく後付けされる "誇り高き" 死」を描かれることだった(その辺のことは #33「友の死」の zakki などに)。今ではまったくもって危惧する要素でなく、むしろそこに帰結しないところが新選組!を愛する最たる理由の一つだったりするのだけど、これは「短命美学を持たないこと」に繋がると思った。
新選組!にはいろんな美学が描かれたけれど(悪役が散りゆく美学とか)、短命美学は描かれなかったと思う。局長だって、副長だって、総長だって、いろんな隊士だって。
そんな物語の人物と、山本(耕)さんはシンクロするような状況にまで至っていたわけで、すなわちそれは、山本(耕)さんにとっても、その時「短命美学を持たない」状態であったと思う。
この二つのことが、どういった風が吹いてか、新選組!という現場では現実のものになっていた。山本(耕)さんにとっても、他の演者さんにとっても、そしてまた観ている人にとっても、新選組!が数少ない特別の中の一つである理由、それがあの二つのフレーズに、表われてたと思う。
関係ないけど、山本(耕)さんの守護霊さんとか前世て、トオルちゃんのそれっぽい。
江原さん、引き出し少なくないスか。