まだ眠い。いつもの睡眠時間じゃ全然足りない。しかし寝なければ脳が使い物にならない。そんな状況だというのに眠ったことを後悔した。起きたら、まず、「あの出来事は白日夢だったのでは」と思ってしまったから。祭は終わり、わたしは取り残されていた。
わたしはお笑いが好きというわけではない。お笑い第五世代中心のコント番組や漫才番組は見ないし、第四世代の冠番組もお笑いが目的で見ているものはない。「笑いのためであれば何でも許される」というお笑い逆差別も好きでない。
けれど例外があった。
それがスマップとめちゃイケであった。
スマップとめちゃイケは、欠かさず見、お笑い目的で見(スマプはそうでないけれど)、笑いのためであれば何をしても許されるのだ。
この両者が組み合わさってしまったのだから、わたしの判断力など、無いに等しい。
制作発表がされた時、めちゃイケベースに中居さんが加わる事が微ッ妙〜に嫌で、どう絡んでもおいしい気がしないし、お笑いはお笑い、アイドルはアイドルできっちり分かれてくれた方がすっきりとして楽しめるのではないかと思ってました。
フジ系中居司会番組にありがちな、中居さん → 進行・ツッコミ役、お笑いさん → ゲストと絡み・ボケ役、局アナ → 本当の司会、という構図には飽きていたので(ex : 祭典における中居さん・ターさん・局アナなど)そういうものに 27 時間も付き合うのは嫌だったし、めちゃイケの企画に中居さんが入って生でワーっていうのも特別見たくなかったし(数取団が録画だったのは正解だと思う)、この気持ちを簡潔に表すなら「中居さんが面白い事やろうとしてんのがヤダ」ってことなんですが、転じてそれは「怪我したくない」っていう自己保身の表れだったのだと思います。
だから、中居さんが面白いことをしようとしなければいいのであって、それならそれで一抹の希望が…無い。あるわけがないんですよね。面白い事をしない FNS27hrTV は FNS27hrTV ではないから。FNS27hrTV、その番組自体が、中居さんに(わたしが)して欲しくないことを求める番組で、中居さんもプロですからそれにちゃんとのっかってしまうし、なによりもうどう抗おうが動き出した歯車は止まらない。
しかし 27hrTV 早朝独特の、ひんやりとした空気と、主役不在のグダグダ感は大好きなので、そのあたりは楽しみでした。でも深夜帯と昼過ぎは、その楽しみを補って有り余るほどの裂傷を戴きそうな気がして、それはそれはしんどい気持ちでした。
その気持ちが、めちゃイケの FNS27hrTV 予告番組で見事に氷解したのは、その時点では気づいていなかった「めちゃイケ大好き」という気持ちと、バラエティーとドキュメンタリー両方の顔を併せ持つめちゃイケの壮大で深遠なるシナリオへの期待、そして中居さんとナイナイがプロであるという事実、これらが揃い、いつもスマプで感じるのとは違う種類の「感動」が押し寄せてくるのではないかという予感がしたからです。
面白くても、面白くなくても、わたしはこの「楽しくなければテレビじゃないじゃ〜ん!」を見届けるしかないんだということを思い知らされたのです。
そして 27hr にわたる片岡飛鳥ショーは昨日、加藤さん間に合わないというお約束、深野さん登場という大オチで幕を閉じたわけですが、こんなにも自分が抱える危惧を、センスよく潰していただいた FNS27hrTV はありません。最高です。最高すぎます。ああもう何度だって書いてやります。2004年のFNS27hrTV、最高。花の片岡飛鳥組、最高。
わたしにとって最高、もうそれ以上でもそれ以下でもありません。誰がなんと言ったってずっと面白かったし、ナイナイのテンパりも、中居さんのポジションも、4マップのグダグダな台本も最高でした。面白いとか面白くないとかじゃない(面白いけど)。最高なんです。
だからどんな「面白くない」という意見だって聞く耳持たないし、どんな屁理屈も捏ねてしまえそうです。だって、正解なんて、ないんだもの。正解があるとすれば、それはすべて FNS27hrTV の中にあるもの。今この文章のキモさに違うページへ行こうとする閲覧者さまの顔が目に浮かぶもの。
昨日も書きましたが、中居さんの司会的ポジションは今回が一番好きです。その時書いたのが我ながら宜しい表現だと思ったので再度書きますが、「マスコットおよびアイドル、そしてメイン司会中のメインであるナイナイの後衛。実働的なサポートというより、番組のお守り的存在。」…このポジションが絶妙でたまらない。飽くまでお守り。これが大物お笑い芸人であれば守護神と書くところでしょうが、中居さんには、あの場を一瞬に掌握する能力はありません。そこまでの効力はないのです。だからお守り。
マスコットおよびアイドルというのは、わたしのスマプ好きフィルター掛かってのものですが、そういう妄想をさせるに足る中居さんのそこはかとない存在感が(答え合わせとか居ないも同然ですよ?五輪のメインキャスター務めようかって男がただ座ってるだけですよ?でも、このポジションに当てはめてくれる番組ってあるだろうか?このポジションを今でも楽しませてくれる番組ってあるだろうか?)絶妙でした。これを楽しめるのはスマプファンの特権です(楽しめない人がどうだという意味ではありません)。
芸人とアイドルの使いどころも上手いと思った。あれだけの芸人を並べて、全員無傷で済むことはありえない。しかしそこに絶対アイドルを巻き込むことはしない(増刊号でさえも。徹底した棲み分け振り)。そしてアイドルには磐石たるシナリオ。偽ライブ。あの見え透いたグダグダ感がたまらなく面白い。ヘタレた演技をするスマプがとても可愛い。ワクワクリズムバンドの皆さんも最高。
スマステも素晴らしかった。親スマプなこと甚だしい番組ではあったが、ここまでやらかすとは。今までもスマプはかなりフィーチャーされてきたが、こうまでなると、どこかにあった「必死だな(w」という気も失せ、その柔軟さに感服してしまう。今でもたまに「香取さんに妙な事吹き込むなバーロー」と思わないこともないんだが、それさえも愛ゆえの暴走と受け止めてしまえそうになった。
だってプロデューサーまで演技してるんだもん。テレ朝が送信してる映像がフジのチャンネルに映っちゃってるもん。小林克也がリアルスマステでナイナイに問題出したんだもん(やべっちポーカーフェーィス!!)。
最後のライブ、4マップとワイプで自転車漕ぐ中居さん画で大爆笑。ライブが始まって、歌っちゃってるのに、浴衣で全力疾走してるのがもう可笑しくて可笑しくて!この構図すごいですよ本当。めちゃイケ以外でこれは出来ない。最高。
どれが本当のアクシデントなのか、どこからがシナリオなのかは分からない。実は途中まで、中居さんはライブの重要な局面でギリギリ間に合うと思いながら見ていて(だからハラハラ楽しく笑いながら見ていたわけだけど)、チェーンが外れて到着が遅れ、岡村さんが出てきたところは「不測の事態のためのシナリオに変更か?」と思った。岡村さんが歌ダンス共に 80% という感じだったし。しかし到着した中居さんの着替えが異常に遅かった所で、ここまですべてシナリオである可能性が高いと感じた。そしてその後のやり取りで確信に変わった(わたしはお笑い耐性とかついてないんで…)。
にしても中居さんの腹が…。あああ。あと、「トイレットペッパーマン」以外が観たかった。スマスマで観てるので。しかし「トイレットペッパーマン」並の効力がある代替曲が思いつかない。
「がんばりましょう」で加藤さんが映る所も何度観たって面白い。お台場に応援 FAX を送りたくなったなぁ(笑)。日テレ24hrTV を密やかにきっちりとパロディしているところはさすが。
メンバーが足りないスマップを見ると、そこにいないメンバーを自分がどのように見ていたかが浮き彫りになる。今回の4マップは、異常に格好よく思え、アンバランス感にむっちゃドキドキした。
夜空のアレンジと武田真治とのコラボはまさに垂涎もの。アイドルとしてより、アーティストとしての色香の方が強く漂い、客を前に生き生きと跳ねる姿は安定感が絶妙に欠けている。良い意味でスリルがあった。
つまり、わたしの中での中居さんは、スマプの中で最もアイドル性に富み安定感を擁す人物で、グループの要。そしてスマップというグループを、プロのアイドルたらしめている存在であるということになる。実際どうだか分からないが、わたし自身はこの願望を持ってして、中居さんを見ているということなのだ。
あああー本当に面白かった。こんなに楽しんだ FNS27hrTV はない。大かま騒ぎとめざましを消してしまったのは本当に後悔。めちゃイケベース、出来れば来年も…と思ってしまうところだが、つまらなくなるかもしれないのが怖い。それなら今年だけの方がいいとさえ思ってしまう。それに多分「最初で最後」という追いつめられた空気があったからこそ、あれだけ豪華で潤沢な企画が次々と現れたのだ。
もし来年の企画がまたみのもんた登板のようなつまらない企画だったら、また深夜チェックだけで済むという安堵感と同時に、いっそ今年のをまるまる再放送した方がええんちゃうかと思う。
スマップ最高。めちゃイケ最高。FNS27hrTV 最高。花の片岡飛鳥組最高。
リアクションいただきました。
ハンナさんからいただきました。
27hTV、結局なんだかんだと言いながら正味24時間ぐらい見てました。残り3時間はビデオの中ですが。
でも見終わった後、「やっぱり、どうなんだろう?」って首を傾げたくなるのは、SMAP LIVEですね。「めちゃイケ」主流だったから一筋縄ではいかないなと思っていて、ガード固めていたんですけど、玉砕しました。多分、中居さん的にはオイシイだろうけどさ…本当に、問いを投げかけたくなりますね。
う〜ん、4スマの時のやっぱりぎこちなかったですよね?あれも演出なのかしら?もし、そうでなかったらそれが救いかもしれません。5スマになったときのピッタリと枠にはまった感が、すごくうれしかったのも事実です。
いくら入念に計算された台本とは言え、ぶっつけ本番の綱渡りですから、どこか焦るのも無理はないと思います。5マップのときは、選曲が少し自分には残念だったのが、心残りです。
じゅんこさんからいただきました。
たびたび27時間ですいません。スマファンでありながら、それ以上かもしれないお笑いファンとしては「芸人大集合」に狂喜乱舞でした。あれだけの豪華芸人が生で力を出し合うなんざー滅多にみられないご馳走です。
中居初め、スマップはそこを理解していて、いいスタンスでした。あなた達はお笑い芸人じゃない。立派なアイドルです。スマップ最高!芸人最高!
そう、スマップはアイドルなんですよね。お笑い芸人ではない。けしてアイドルがお笑いをやってはいけないというのでなく(ドリフコントでもアイドルはよく出てましたし…)、あの場で求められた「アイドルの域を出ない笑い」に立派に応えた(または棲み分けた)ところが非常にクールだと思いました。
ケイさんからいただきました。
いやー、私も楽しかったです!SMAPがからんだ27時間テレビの中ではダントツに面白かった。
ただ、出演している芸人さんほとんど全員に愛ある企画だった事に比べると(タモさんがゲストのいいとも、とんねるずの不意打ちのネタ披露、山本さんの笑わす嫌い→すぽると!の流れでの生かされ方、鶴瓶師匠の使われ方等など、随所で笑わせる為の綿密な演出がなされているなと思わされた)、SMAPの企画だけユルユルだった事が非常に残念です。
中居くんVS4人ネタも岡村くん乱入も別にいいんですよ。ただ、三回も引っ張る程のネタじゃないよなぁと。そこら辺の味付けがぬるいから、中居くんと4人のやりとりも「ちょっと長いよSMAP」と感じてしまったし、SMAPファンとめちゃイケファンの大半が解っているオチ(中居くん間に合わず→その後和解して5人で花を歌う)にもカタルシスを感じることが出来ませんでした。あの後、もうひとひねりあったら「SMAPと27時間テレビサイコー!!」と叫べたのになぁ・・・。
まぁ、力技の慎吾と木村くんの小芝居や、チェーン外れて全力で駆けつけ「ちょうどFRが終わった所に到着するヘトヘトの中居くん」等、予期してない部分で感動どころがあったのはユルユル企画だったおかげかもしれませんが(笑)。
あ、でもあのライブの衣装と「トイレットペッパーマン」「がんばりましょう」の選曲は、27時間テレビスタッフからSMAPファンへの精一杯のファンサービスだったと思います。この二曲はむちゃくちゃテンションあがりましたよー。
ユルユルでも通用するのがアイドルの特権であり、痛快さであると思います。ぶっちゃけハードル低いんですね。本職の方に比べたら(一緒にしたら本職の方に失礼でもありますし…)。だからこそ本職の領域を侵食しすぎないスマートさを、アイドルにもお笑いにも求めてしまうのですが。
今回の乱入が前三回より圧倒的に小粒なのは、岡村さん側のストーリーも用意されていなかったからだと思います。逆に言えば、用意するほどでない程度のプチネタであるという認識で作られたのではないでしょうか。そのデジャヴな画に「クスリ」っていう程度の。その後のトークでも、焦点は飽くまでも中居さんと4マップで、岡村さんの記号はないものとして進んだところから見ても、前三回の乱入ネタとは画は似てても質が違うと思いました。